薬物に頼らず、はりとお灸を用いて自然治癒力を高めて病気を治す「経絡治療」について紹介します。

一般的に45〜55歳頃のおよそ10年間を「更年期」と呼びます。すべての人が更年期障害になるわけではなく、症状が出る人と出ない人がいます。症状が出た人でも、10年間ずっと更年期障害に見舞われるわけではありません。更年期障害の期間には個人差があり、短い人で約1年、長い人でも約5年で症状は軽減するといわれています。また、更年期の過ごし方によっても症状に大きな違いがでてきます。ここでは、更年期を比較的楽に過ごすために自分自身でできることを紹介したいと思います。

家事や仕事でもエネルギーは消費されますが、基本的には身体の一部しか使われません。血行を良くし、肥満を防ぐためにも、ウォーキングやストレッチといった全身運動を心がけましょう。無理をせず、毎日続けられるものにすることがポイントです。
外食が多い方は、カロリーオーバーで栄養が偏ってしまうことが考えられます。食べすぎないこと・コレステロールや塩分を控えること・なるべく多くの食物を組み合わせて食べることなど、栄養バランスに気を使いながら、カロリーを減らすよう心がけましょう。更年期の摂取カロリーの目安は、だいたい1,500〜1,800キロカロリーです。
更年期に減少するエストロゲンは、卵巣機能のほかにもコレステロール抑制・骨粗鬆症を抑えるといった働きがあります。こうしたエストロゲンの働きをカバーできる食事を摂ることが理想的です。
これらに気をつけた生活を送ることで、症状の軽減が期待できます。また、命にかかわるような大きな病気を、更年期障害の症状だと勘違いしてしまう例もあります。更年期に入ったら、年に1度は健康診断を受けるようにしてください。
精神的な面に影響が出やすい、男性の更年期障害。まずは「男性にも更年期障害がある」ということを認識することから始めなければなりません。ストレスや喫煙などによる原因も考えられますが、更年期障害の症状を自覚した人の血中ビタミン濃度は比較的低いという研究結果もあるため、積極的なビタミン摂取に心がけましょう。男性の場合は、性欲の減退やEDといった性の問題が関係するため、どうしても病院へ行くことを躊躇しがちですが、相性の良い病院と二人三脚で治療にあたることが理想的です。
健康管理にもっとも大切な要素は「食事・運動・睡眠・排便」です。更年期障害の症状を軽減するためにも、心も体も充実できる健康的な生活を心がけましょう。